Dr.丸尾
前歯や小臼歯などの見える部分であれば、仮歯のようなものを入れる場合もあります。奥歯の場合、その歯が無いと食べ物が噛めないなどの支障があれば一時的に入れ歯を使ったり、仮歯を使ったりする場合もあります。
インプラントの場所や本数など、ケースバイケースなので、担当の歯科医師と相談していきます。
Dr.齋藤
基本的に入院の必要はありません。
手術中に使用する麻酔も一般的に局所麻酔で意識を保ったままなので、全身麻酔と異なり意識回復のための時間が必要になることもなく、手術後の帰宅も安心です。
Dr.丸尾
インプラント手術中は局所麻酔をしていますので、痛みの心配はありません。
手術後に関しても、痛みを感じる方はとても少ないですが、腫れる方は10人に2、3人はいらっしゃいます。
ただ、インプラントを入れた本数によるものであったり、同じ人でも右側は腫れたけど左側は腫れなかったなど、その日の体調に左右されることも大いにあります。
Dr.齋藤
インプラント手術では歯茎を切開したりしますので、血のめぐりが良くなるような飲酒などは避けていただいていますが、基本的には通常通りの日常生活や仕事もできます。
Dr.丸尾
インプラント体(人工歯根部分)を構成するチタンは、比較的金属アレルギーがないと言われている材質です。しかし、上に被せる人工歯が金属の場合は、アレルギーに当てはまる可能性も否定できません。
ただ、金属ではなく、セラミックやジルコニアと言ったメタルフリーの素材を用いた人工歯も作製できるので、基本的には可能です。
Dr.齋藤
歯が抜けた後の治療について、多くの方が悩まれています。
前歯が抜けたとなると、特に気になりますよね。
「インプラントはできない」と言われた場合、抜けた部分の顎骨が薄くインプラントを埋め入れるだけの厚みが足りない、などが理由となっている可能性があります。
前歯はもともと顎の骨が薄く、歯が抜けると時間の経過とともにさらに骨が痩せてきてしまうという、インプラント治療の難易度が高い場所です。
しかし、インプラント治療は可能です。
なぜなら、もし仮に骨が薄くても、骨の治療によって厚みを増やせれば、安全にインプラント治療が行えるからです。
前歯のインプラント治療をご希望の方には、注意していただきたい点が4つほどあります。
1)インプラント治療を行う前に、骨の治療(再生療法や移植)が必要になる場合があります。
2)骨の治療から始めると、その分、治療期間が長くなります。
3)骨の治療は、通常のインプラント治療よりも難易度が高いため、経験豊富な歯科医師やインプラント認定医のいる歯科医院で治療を受けることをお勧めします。
4)骨の状況をしっかり把握するためにも、CT撮影が必須となります。
またインプラント治療では、周囲の歯の状況や咬み合わせ(噛み合わせ)の問題などもしっかりと考えて治療することがとても大切です。
そのため、残っている歯についてもきちんと診査してくれる歯医者が良いでしょう。
インプラント治療に「インプラントを入れたら終わり」というイメージを持つ方もいらっしゃいますが、治療後、どれだけインプラントを長持ちさせられるかが最も大切です。しっかりとメンテナンスしてもらえる歯科医院を選んでください。
まずは、いくつかの歯科医院でインプラントの相談をして比較検討し、ご自身が良いと感じた先生のところで治療を受けることをお勧めいたします。
神保町・竹橋からも通いやすい歯医者 九段下駅前歯科クリニックへも、お気軽にご相談ください。
Dr.齋藤
インプラントの最大のメリットは、他の歯に力や負担をかけることなく治療できることで、他の歯の寿命を延ばしてあげられることです。
また、なんでも気にせずに、他の自身の歯と同じようにしっかり噛めることもメリットの一つです。
Dr.齋藤
ご自身でしっかりと磨けているつもりでも、実際は歯ブラシがしっかりあたらない部分があったりして、磨き残しから虫歯になってしまうことは多いです。定期検診などで、歯科医師や歯科衛生士にしっかり磨けているかどうかの確認をしてもらいましょう。
虫歯の原因は歯ブラシだけでは除去できるものではないので、生活習慣の見直しやフッ素の使い方など、しっかり歯科衛生士さんに管理してもらうことが大事です。
Dr.丸尾
歯磨き(ブラッシング)はとても大事ですので、正しくかつ継続してできているかどうかを定期検診の際に歯科衛生士にチェックしてもらいましょう。検診してメンテナンスしてもらうのが第一です。
歯磨き以外にも、食事や甘い物の摂り方など、日頃の生活習慣のアドバイスも受けると良いでしょう。
その他にホームケアで使える物として、フッ素入りの歯磨き粉や、キシリトール100%のガムやタブレットも予防効果がありお勧めです。
Dr.齋藤
九段下駅前歯科クリニックでは、歯を削ったり痛みが発生する恐れがある治療の際には、その痛みを軽減するための麻酔をします。
さらに、その麻酔の注射が痛くて怖いイメージがある方のために、できるだけ痛みの少ない麻酔を行うべく、表面麻酔など様々な取り組みをしています。