Dr.丸尾
インプラント体(人工歯根部分)を構成するチタンは、比較的金属アレルギーがないと言われている材質です。しかし、上に被せる人工歯が金属の場合は、アレルギーに当てはまる可能性も否定できません。
ただ、金属ではなく、セラミックやジルコニアと言ったメタルフリーの素材を用いた人工歯も作製できるので、基本的には可能です。
Dr.丸尾
はい、本当です。
時間が経つと金属は徐々にイオン化し、体内に溶け出し蓄積されることで、アレルギーを引き起こしたり身体に悪影響を与えると言われています。
Dr.丸尾
被せ物の中に金属を使用している場合、その金属の色が歯茎に移ったりすることがあります。
もしくは中の金属の色が歯茎を通して透けて見えて、そのようなことが起こる場合もあります。
Dr.丸尾
基本的にセラミックで白くできない歯はありませんが、噛み合わせの関係で噛み合う力が強い人や、歯軋りなどの癖がある人は、壊れやすい傾向にあります。歯科医師と相談の上、検討されることをお勧めします。
Dr.齋藤
その人の癖や習慣など個人差もありますのではっきりとは言えませんが、その他の金属、特に保険の銀歯に比べると劣化が少ないと言われています。
ただ、セラミックも物である限り壊れる可能性もありますし、日頃のケアが不十分だと虫歯が再発することもあります。
メンテナンス・ケアをしていくことで使える年数は確実に伸びますが、やはり噛み合わせによっては壊れる場合もあります。歯ぎしり防止のマウスピースを使うなど、担当歯科医師と相談されることをお勧めします。