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歯軋りとは?なぜ歯軋りをするのか①

少し前から歯科の業界でもどんどん問題視されるようになった歯軋り。

現代にはストレスが多いからか、それとも問題視されるようになったから目につくようになったのか…

以前よりも多くなった気がします。

 

歯軋りは日常パソコンを触っている間や、夜寝ている間に無意識のうちにしているもの。

知らないうちにしていて、でも身体やお口の中には悪影響が出てしまうので困ったものです。

 

しかも夜寝ている時に無意識に噛んでいる力はものすごく強く、起きている時が70kg前後と言われていますが、寝ている時はなんと300kg近い力がかかっているという結果が出ています。

それに、昼間起きている時に歯が噛み合わさっている時間はとても短く、全部合わせても15分前後と言われています。

意外と短いと思われた方もいるかもしれませんが、普段何もしていないときや喋っているときは、歯は噛み合ってないことがほとんどなのです。

 

それを考えると歯軋りをしているときはお口や身体にとって異常な力がかかっていて、それをずっと続けているとたくさんの問題が出てきます。

 

なぜ歯軋りをしてしまうのでしょうか?

歯軋りにはどんな悪影響があるのでしょうか?

 

今回は歯軋りについて少しでも理解をしていただき、自分はしていないのか、していたとしたらどのような対策があるのかを説明していきたいと思います。

 

歯軋りとは、お口の中に何も入っていない状態で、上下の歯で噛んでいること。

細かく分けると種類があり、次のように分かれます。

 

1.グラインディング

一般的に歯軋りといわれるもので上下の歯を強く噛んだ状態で、左右にこすり合わせる動作のことで、キリキリと不快な音がなります。

 

2.クレンチング

上下の歯を強い力で噛みしめるもので、グラインディングのように音はしないため周りの人も気付かないことが多いですが、ずっと強い力で噛んでいるため歯軋りのタイプの中では一番と言っていいほど負担が大きいです。

 

3.タッピング

上下の歯をぶつけあってカチカチと音がなります。

歯軋りのタイプの中では歯に加わる力は少ないですが、近くで寝ている人には不快な音が聞こえ、睡眠の妨げにもなるので注意は必要です。

 

そんな歯軋りはお口の中や身体にとても大きな悪影響を与えます。

お口の中だと、有名なのは顎関節症です。

開けるときに音がカクカク鳴ったり痛みがでたりしますが、悪化してくると痛みで口がわずかしか開かなくなってしまい、食事がしにくくなるなど生活に支障が出てきます。

試しに指3本(人差し指、中指、薬指)を揃え、縦にして口に入れてみてください。そのとき、入りずらかったり痛みが出たりする場合は要注意です。

 

他には歯が欠けたり折れたり、割れてしまったりする場合があります。

それによって知覚過敏(冷たいもので歯がしみること)が症状として出たり、歯が割れてしまうと最悪の場合抜歯になってしまったり…なんてこともあります。

それから噛み合わせる力により歯を支えている骨が弱くなり、歯軋りによる歯周病というものもあります。

普通の歯周病と同じように、悪化すると歯がグラグラし、最悪の場合はこちらも残せなくて抜歯になることがないわけではないので注意が必要です。

 

また全身に関しては顎や頬が痛くなる、頭痛、肩こりが起こる場合があります。

そして睡眠時無呼吸症候群と歯ぎしり関連が深いという結果も出ていますので、たかが歯軋りといっても、十分な注意が必要です。

 

次回は歯軋りをしているか分かる方法を説明していきます。

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