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妊婦は歯医者に行くべき!その重要さについて②

妊娠中の治療は基本的には問題がないことがほとんどなのですが、お腹の中の子供にも影響してしまうことがあるため、注意した方がいいこともあります。

それから妊娠の時期も、やっていいこととダメなことで大きく影響してきます。

 

まず、妊娠初期の場合はつわりで気分が悪くなりやすい時期です。

また、3ヶ月くらいまでは、胎児の顔などが作られる器官形成期でもあります。

非常に奇形が発生しやすい時期です。

妊娠初期のまだ安定期に入っていない場合は、レントゲン撮影や麻酔、投薬などを行う治療をなるべく避けるようにし、虫歯治療を行うとしても応急処置などでやめておき、本格的な治療は安定期に入ってから行うようにしましょう。

 

妊娠中期と言われる4,5ヶ月くらいからはつわりなども少なくなり、安定期に入ってきます。

その時期からは一般的な歯科の治療を行うことが可能です。

 

基本的にレントゲン撮影は問題ありません。歯科のレントゲンはお口の中だけを撮るので放射線量もとても少なくなっています。

また、被曝を避けるための防護用のエプロンも着用するのでお腹に放射線が当たることもありません。

 

治療の際の麻酔についても、通常使う量(カートリッジ1,2本程度)でしたら特に問題はありません。

歯科の局所麻酔で使用しているものはキシロカインというものがほとんどですが、これは無痛分娩の際にも使用しています。

そして使う量も、これよりもはるかに少ないので心配ありません。

 

妊娠8ヶ月以降で後期に入ってくると今度は早産のリスクが高くなってきます。

できれば妊娠中期のうちに治療は終わらせておき、後期ではクリーニングを行うようにしましょう。

 

できればお母さん、お父さんは、お子さんが生まれてくるまでの間に虫歯や歯周病を治したり、歯科医院でクリーニングをしたりしてお口の中の環境を綺麗に整えておきましょう。

 

それにはとっても重要な意味があります。

 

虫歯は、虫歯菌がいることによってできてしまいます。

その虫歯菌は生まれてきたばかりの赤ちゃんのお口の中には存在していません。

どこからお口の中に入ってくるのかというと、お母さんやお父さんのお口の中に虫歯菌が移って入ってきてしまうのです。

 

歯周病は感染病です。虫歯菌も感染します。

食事の際に同じ食器を使ったり、噛んだものをあげたり、ふうふうと冷ましてあげたり、スキンシップで口や口の近くに近づけたりすると菌が感染してしまいます。

 

そして、3歳くらいまでの菌がそのままお口の中に定着し、一生そのままの量、そして種類がいることになります。

 

そのため、お母さんやお父さんのお口の中が汚いと、それだけお子さんのお口の中も菌だらけになってしまい、将来虫歯になりやすくなってしまうのです。

 

先ほど説明した食器の使い回しなどをやらなければ虫歯の菌は移ることはありません。

それを徹底してやっている人もいますが、なかなか難しいことだと思います。

 

それなので、ご両親のお口の中の環境を整え、できるだけ菌を少なくしている状態の方が、同じ食器を使ったりしてもお子さんへの影響もまだ少なくなります。

 

そのためにもお子さんが生まれてくるまでの間に虫歯や歯周病は治し、クリーニングをして綺麗にしておきましょう。

 

妊娠後期でもクリーニングは特に問題なくできるので、お子さんのためにもぜひおすすめします。

 

妊娠中とお口の中の関係性はわかっていただけたでしょうか?

 

出産した後はお子さんのことが優先となってしまうため、自分のことは後回しになってしまい、なかなかできなくなってしまうと思います。

できれば生まれるまでの間に治療やクリーニングなどを終わらせるようにしましょう。

 

そして妊娠している際に歯科医院に行く場合は、必ず歯科医師に何ヶ月なのかということを話しましょう。

そうすれば歯科医師や歯科衛生士は治療方法を考えたり、できるだけ楽な体勢でやってくれたりと配慮してくれます。

先ほども説明したように、時期によってできること、やらない方がいいことなどもあるので相談しましょう。

 

また、妊娠が初めての方はわからないことも多いと思うので少しでも疑問に思うことは聞くようにしましょう。

 

安心して出産を迎えられるよう、準備していきましょう!

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